芭蕉.COM

芭蕉.COM

おくのほそ道をたどる

トップページ > 俳句のいろは
 俳句は、「世界一古いTwitter」として身近に存在するものです。基本ルールは2つです。
 1つ目は、「五・七・五」の17音で詠むこと、2つ目は、季節を表す「季語」を入れることです。

 春夏秋冬の景色に触れて一句、日々の生活の中で一句というように、心の様(さま)を17音にしたためてみましょう。
江戸時代を代表する俳人松尾芭蕉
江戸時代を代表する俳人松尾芭蕉
(小田海僊筆「ものいえば」句芭蕉坐像、
奥の細道むすびの地記念館蔵)

【寿司ねたに 俳句吟じて 日本通】


 日本と言えばお寿司。そのお寿司を食べて、食後に俳句を詠んだら、すでに日本通ですね。
 日本を連想させる「寿司」と「俳句」を並べただけで、俳句の完成です。
 ルールの1つ目、「五・七・五」の17音で詠むこと、これはクリアですね。ルールの2つ目、どこかに季節を表す「季語」を入れること、これも「寿司」が夏の季語なのでクリアです。

 皆さん、いかがですか。2つのルールと身近な題材で俳句はできます。まずは思ったことや感じたことをつぶやいてみましょう!!
江戸時代の寿司
江戸時代の寿司
(歌川広重・歌川豊国筆
「燕々亭・名古屋山三」〔『東都高名会席尽』収載〕、
国立国会図書館デジタルコレクションより転載)